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OracleがVirtual Ironを買収

市場

先週、Oracleの仮想化ソフトウェアへの動きに注目です、と書いたら、OracleがVirtual Ironを買収したとのニュースが入ってきました。

EMC陣営は早速blogでコメントを出しています。
Oracle Wins Virtual Iron, Customers Lose - Chuck's Blog

Put in the context of other recent activities, the picture is crystal clear: it appears that Oracle intends to use their market power with databases to force customers to consider their soon-to-be-announced virtualization stack.

自社の既存カスタマにOracleの仮想化ソフトを使わせるよう強いるのではないか、とネガティブなコメントです。
また、Oracle VMが持たないVMwareの機能のうち主なものとして、以下の三つを挙げています。

I could make a long list of seriously differentiated technology, but let's highlight three areas of particular interest: SRM (site recovery manager), DPM (distributed power management) and the newer Fault Tolerance feature.

確かにこの三つは仮想化ソフトがもたらす新しい価値のうち重要なもので、現時点では機能的に差がついてしまっているのは明らかだと思います。また、機能だけでなく、VMwareは市場で圧倒的とも言えるシェアを持ち、リーダーとしての地位を完全に確立しています。Databaseなどの領域の仮想化はまだまだこれからとは言え、Oracleが今からVMwareとある程度戦えるようなポジションに到達するのはかなり難しいことだと思います。
その一方で、EMCがこれだけ過敏に反応するのは、ある意味Oracleのポテンシャルを認めているからとも言える訳で、Oralceが本気で戦えば仮想化ソフト市場はまだ一波乱あるという見方もできます。Oracleがどこまで早く機能面でキャッチアップできるか、またOracle VMを使ってくれるパートナーをどれぐらい早く増やせるか、がポイントになってくると思います。
今後も引き続きOracleの動きに注目です。