2009-01-01から1年間の記事一覧
FCoE (Fibre Channel over Ethernet) に対するストレージ各社の動きが活発になってきました。例えば、NetAppがFCoEネイティブ対応のアレイを8月に発表したり、EMCも2010年にClariionをFCoE対応させると発表したりしています。ただ、現在のFCoEには大きな制約…
IT Brand Pulseという調査会社がInfiniband市場で誰がリーダーなのかを問うサーベイを行ったところ、Infinibandアダプタでは91%がMellanoxと回答したそうです。物凄いマインドシェアですね。ほぼ独占市場と言えるでしょうか。なお、Infinibandスイッチでは66…
先週、Cisco、EMC、VMwareの三社がVirtual Computing Environment (VCE)と呼ぶ提携を発表しました。Ciscoのブレードサーバ(UCS)とスイッチ(Nexus 1000V)、EMCのストレージ、VMwareのvSphereという各社のコンポーネントを合わせたパッケージ製品「Vblock」を…
学問と真面目に取組み始めた頃の青年には、三つの大きな不安があると思う。それらは、自分の能力に対する不安、自分のしていることの価値に対する不安、そして、自分の将来に関する不安である。 … これら三大不安が始末に悪いのは、それが自分の意地、見栄、…
「地位が無いからなんて言うのは単なる言い訳だ」 新規事業の企画をしているときに、上司に言われて印象に残っている言葉があります。「下からだってリーダーシップはとれる。地位が無いからリーダーになれないなんて言うのは単なる言い訳だ。」 私が事業部…
Geoffrey A. MooreのInside the Tornadoを再読しました。MooreはCrossing the Chasmで有名な方ですが、このInside the Tornadoはその続編にあたる本です。Crossing the Chasmはハイテクマーケティングにおいてバイブルのように扱われていますが、このInside …
顧客にメッセージを伝えるやり方には色々な方法があります。広告、展示会への出展、e-mail等…。その中で、最も効果的なものの一つにPublic Relations(以下PR)があります。新聞やニュースサイトなど、顧客が信頼しているメディアを通して自分たちのメッセー…
Brocadeの買収話がかなり盛り上がっていますね。 発端はWall Street Journalの記事でした。日経の翻訳記事を載せておきます。 日本経済新聞 同筋によると、米ヒューレット・パッカード(HP)(NYSE:HPQ)など複数の企業がブロケード買収を検討しており、米オラク…
ある大企業のシニアマネジメントの方と話しているときに出てきた言葉で印象に残っているものが、「ITにはもはや研究部門は必要ないかもしれない」という言葉です。 IT業界の技術革新は非常に早く、どれだけ早く市場に投入できるかが事業の命運を決める場合が…
今まで、ストレージに関するトピックばかりを本ブログでは取り上げてきましたが、米国で新事業の立上げを行ってきて感じたことも少しずつ取り上げていきたいと思います。 今日は、組織の立上げについて少し書いてみたいと思います。
米Exarが2009年に買収した米Hifnの「BitWackr」を使った製品が日本で発表されました。 ニュース - プライマリ利用も可能な重複排除ストレージ、ベル・データが10月販売:ITpro アクセラレータ・カードとして,米Exarが2009年に買収した米Hifnの「BitWackr」…
AdaptecがSSD/HDDをハイブリッドで使えるRAIDカードを発表しました。 SSDは透過的に組み込まれ、OSからハイブリッドストレージプールとして見えるところが面白いです。ユーザがSSDとHDDをどう使い分けるかを考える必要は無く、RAIDカードがSSDをキャッシュと…
JTPAのセミナー「小池良次氏とクラウド(騒動)について語る」--書籍「クラウド」にまつわる四方山話--に参加してきました。以下、レポートです。
先日、VMwareのConsultantであるGreg Lato氏のプレゼンを聞いてきました。そこで彼が使っていたPrivate Cloudの定義が興味深かったので紹介します。
下記ページによると、InfinibandのQ1CY09のマーケットシェアは以下の状況とのことです。
テックバイザージェイピーの栗原さんが、NetAppのクラウド戦略をブログで解説されています。日本語のブログでストレージ企業の戦略が解説されることは(私の知る限り)非常に稀なので、嬉しくなって反応してみます。
今日は、HPのスケールアウト型NAS、ExDS9100を取り上げてみます。
Virtual I/Oとは、HBAやNIC等のI/Oデバイスを複数のホストから共有することを可能にする技術のことです。I/OデバイスはI/O仮想化装置に集約され、I/O仮想化装置とホスト間はInfinibandのような性能/コスト効率のよいネットワークで接続するというやり方にな…
先日お伝えした「NetAppによるData Domain買収」ですが、あれから、EMCがNetAppを上回る好条件で買収を提案、それに対してNetAppがEMCとほぼ同額の修正買収案を出す、という大きな動きが二つありました。Data DomainとNetAppは、Data DomainがNetAppの修正案…
FCの後継としてFCoE (Fibre Channel over Ethernet)が提案されています。今日はFCoEに関する記事を紹介したいと思います。
この不況下に、$1.5Bもの値段で、NetAppがData Domainの買収を発表しました。 Data Domainは重複排除(data deduplication)機能を搭載したストレージ製品で業界トップと目されている企業です。2007年にはIPOにも成功し、その動向はずっと注目されてきましたが…
先週、Oracleの仮想化ソフトウェアへの動きに注目です、と書いたら、OracleがVirtual Ironを買収したとのニュースが入ってきました。
Oracle RDBMSがVMwareをサポートしていないことを不満に思っているEMC/VMware陣営が、Oracleに対してBlogで攻勢をかけてきています。
最近、重複排除技術が非常に注目を浴びています。重複排除技術を使うと容量の使用量を大きく減らすことができ、コスト削減につながるためです。 現在、重複排除技術は、バックアップやアーカイブなどのセカンダリストレージに対して主に適用されています。バ…